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太陽がいっぱいのmochiのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
3.9
「気狂いピエロ」に雰囲気等似てる気がした。アラン・ドロンがカッコ良すぎる。
主人公の行動が納得できる点が多く、脚本家の都合があまり見えてない点は素晴らしい。こういうのを「生を与えられた登場人物」というのだろう。「太陽がいっぱい」と感じてしまったら、そのこと自体が太陽の意義を奪ってしまうので、その時点で太陽は太陽でなくなる、ということなのかね。「太陽」を「欲望」や「幸福」と読み替えるとわかりやすい。ただ、「太陽がいっぱい」と感じられる人も少ないから、ある意味幸せなのかも。
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