このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★1.5
南オーストラリア、低予算、超マイナー、閉店して廃れたモーテルを舞台に3人の出演者…
っとかなりこじんまりとしてますが、なかなか映像の見せ方、脚本は凝っていて感心したし、この作風のアイデアを高く評価したい!
基本的には“彼女”が健気で偉すぎるっちゃうか、こんな無茶なことに付き合ってくれたから成立する物語で(彼を愛するが故?)、
特に“1年間過ごす”という展開が必要だったのか???
ここが一番引っかかる点ではありますが、大変に面白い“タイムトラベル”ものだった!!!
惜しむらくはオチに巧さや驚きがなく凡庸。
当初は“記憶の上書き”かな?
と思ってましたがそうではなく時間旅行…、
いやもしかすると記憶、つまりは脳の想い出を改竄だったのかも知れない…!?
そして彼は“自分の世界”で生き続ける…???
“愛”はシンプルで、それを変に複雑に捉えるから嫉妬したり、こんがらがったり絡まったり空回ったり。
もしあの時に戻れたら…っか。
ミシェル・ゴンドリー監督、主人公がどことなく似てたライアン・ゴズリング主演でリメイクして欲しい!!!
2020年160本目