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キングダム2 遥かなる大地へのもちのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2から出る推し目当てで観に行ったので、原作ファンの方やキングダム自体目的で観た方には申し訳ない感想ですが、正直なところ…

(本当は1を観てから行きたかったのですが時間が無くて2だけ観ました…申し訳ない)


元々戦いものが苦手なのもあり(さらに今は尚更…メンタル的に辛かった)
戦場のシーン、たしかに迫力はあるのですが、今このタイミングで戦もの観るのは失敗だったかな…とちょっと後悔しました。観ているとき体がすくんじゃって。めっちゃ冷や汗かきました…


番宣や予告をたくさん観ていたので、もっと戦いの展開があるのかと思いましたが、それよりもなんとなく、台詞だけみたいなシーンが多くてちょっと拍子抜け感はあり。大将軍同士の戦いシーンも、意外とあっさり。
(でも私的には助かったんですが)

めちゃくちゃ豪華な俳優陣がたくさんのわりに、戦わず話してるだけ、みたいなところが多くて、(もちろん前後の流れがあるのでそれも重要なんだとは思いますが)

橋本環奈ちゃんとか、大沢たかおさんとか、あ、それだけ?と思ってしまいました。(1のほうでいろいろあったのかな、やっぱり観てから行けばよかったのかな。と思いつつ)

話戻りますが。
オープニングの前作からの話の流れをCGの燃える炎みたいのが人の顔になって…ってところ、騎馬なども、あいまってディメンターに見えてしまい、頭の中でずっと「エクスペクト・パトローナム!」って言ってしまう、ハリポタ脳w


全体的には、それぞれのキャラ、役者さんなどはめちゃくちゃ良かったですね。
今回は伍の物語だと思いますが、その中でも天音くんの尾平が際立つシーンも多く良かった。
漫画の実写化は、いろいろ受け取られ方があると思うんですが、どうなんでしょうね。
私は今回この尾平が天音くんに託されたことはすごく良かったんじゃないかと思いました。元々の賢人くんとの信頼し合える仲ということもあり、それでも馴れ合いにならずに、しかししっかりと相手を見据えて演技できるという関係がすごく活かされていたと思い、感慨深かったです。
天音くんだけじゃなく、濱津さん、三浦さん、もちろん清野さんも、すごく良かったと思います。


役作りの話や、監督の映画にかけるこだわりの様子などもいろんな記事を読んで観てきたので、よけいにその辺を感じて熱かったです。

映画の全体の流れでは、あんなにアクションシーンすごいにも関わらず「え?戦いこれだけなの?」「親玉やられただけで、兵ってこんなたくさんいるのに泣き崩れておわり?」みたいな拍子抜け感はありましたが、まあ、それは…尺の問題もあるんでしょう。
そういうところのサクサク感が、せっかくのこだわりのアクションシーンとの対比でもったいない気はしてしまいましたが。

とりあえず次作にも推しは出そうなので楽しみにしてます。笑
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