しゅう

あのこは貴族のしゅうのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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〈この東京の空の下、私たちは出会った。〉
18:20開映(18:45開映『花束みたいな恋をした』)

石橋静河が、つとめて裁定者あるいは否定項として振る舞わないようにしている身振りがいかにもブルジョワ的で鼻についたし、この物語において問題になるのはここしかないように思ったが、結果的に「独立自尊の精神」の持ち主たち(そうでなくともその兆しを見せている者ども)による「半径5メートルの共同体」が作られようとしていて、映画に負けてしまった。
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