mono

ルーザーとしての私の最後の年のmonoのレビュー・感想・評価

3.3
彼や友達が地元を抜け出し外の世界を謳歌しているのをスカイプで見ながら、聞きながら、
自分は外に抜け出すのがどこかダサいと感じてるようなプライドを持っているような
だからと言って、此処で何か出来るわけでもない、仕事も無い、お金も無い、
彼が出て行ってしまったので実家に出戻るしかない。
もう30歳、この歳でウエイターの仕事なんて
と、そこでもプライドが出てきてしまう。
いや、分かるよー😭
世代が同じなので、私も同じ状況だったらものすごく怖いだろうな、とは思う。
けれどそれを周りのせいにしていいわけではなくて、でもシュペラのせいとも思わないんだけどね。
確かに自己選択の責任はあるし、文句言うならお前もやれば?ってなる気持ちも分かるけど
此処で、頑張りたいんだよね。
あと、最初はボランティアだから〜
って普通に言ってくる会社やばくない?!!笑
え、この国どこだっけ めちゃくちゃブラックやん笑笑
もう、これはシュペラのせいではなく、国のせいと思いましたね。政治のせいでこの子苦しんでるわよ、と。
最後の選択、その後までシュペラを応援したくなりました。
監督の自伝的映画という事もあって、さすが画がずっとお洒落でした。
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