風来のリヨナ

プリンセスとドラゴンの魔法の本の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

2.8
『結果』だけだ!! この世には『結果』だけが残る!!

ある日突然消えた母を憂慮しつつも元気に成長中の姫バーバラ。誕生日に発見した本を開いたら吸い込まれちゃった!中で出逢ったのは優しい竜ドラゴーシャくん。あっという間に打ち解けて、現実と本を行き来の日々が始まるけど、裏では王様の相談役の国盗り計画が始動…みたいな。

僕が全幅の信頼を寄せているロシアン・ファンタジーの中でも、極めて危険な匂いを放っていた子供向け3Dアニメーション。蓋を開けるぞ、今すぐ逃げろ。

まず、全体のCGクオリティや世界観、キャラクターについては特段の問題はありませんでした。個々は光ってるまであります。

物詰め過ぎて閉じないから相談役をトランク上で踊らせて家臣共に「閉じるまで誰も眠るなよ」と宣言するサイコ王…まぁ良いです。予算の都合で吹替の歌を用意出来ず急に流暢な英語で歌い出すのも…まぁ大丈夫です。ヤベェのは脚本。これに尽きる。

やけにノンビリ竜と遊んでるな〜…おっ相談役動くか?…あっまだ我慢できる…へ〜魔法の鏡で誰とでも話せる…相談役動くか?まだか…王様やべぇ…えっ?動いた?っぽい?…魔法の鏡いらねえじゃねえか!!誰も糾弾していない罪が全員にバレており追放される相談役!!ヌルっと帰還ママ「何があったか?今は話せないの^⁠^」🤔🤔🤔🤔

そして、ついに迎えるスタッフロール!何処かで聴いた曲が…こ、これは…”ネバーエンディング・ストーリー”!!!マジでフルフルで一曲そのまま流し始めたので流石に爆笑して、評価が上がりました。なんらかの犯罪だろ。

個人的に気に入ったのは、悍ましすぎる二頭身のワッカ、四肢胴拘束キッズ性癖終わらせ触手です。
風来のリヨナ

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