メジャーデビュー直前に、レコード会社と折り合いがつかず、バンドは解散。というよくありそうなストーリー。メンバーはとりあえず日常を過ごす。そして6年後。
この映画は人生にケジメをつけて、再出発するところに重点が置かれている。そのケジメが自分たちで作った「バタフライ」という曲を完成させる(演奏する)ことだった。
「後悔しない?」
何かをやめるとき、自分に問いかけてみようと思う。
メンバーそれぞれが自分の人生に笑顔で進むさわやかな感じがよかった。彼らは後悔していない。
急に思いたって見に行ったけど、月末というタイミングで見てよかった。明日から下期なんで、なんか前向きになれそう。
しかし、こんなに演奏シーンを見せないバンド映画あるか? 演奏で気分を高揚することができなくて残念。曲はよかったのに。手のアップでもよかったのに。演奏してほしかった。
あと、歌詞の意味がもっとわかりやすくしてほしかった。scoreというバンドに必要な歌詞が、どのように書き換えられたのか。そこがわかれば、もっとグッときたのに。