1960-70年代にかけて活動していた政治組織、ブラックパンサー党。
カリスマ指導者のフレッド・ハンプトンと、FBIのスパイ(ネズミ)として、ブラックパンサー党に潜入する、ウィリアム・オニールを描く、実話に基づく物語。
当時の政治や、人々の生活、黒人社会、音楽、ファッションなどが実に興味深い。
フレッド役のDカルーヤ、オニール役のLスタンフィールドとデボラ役のDフィッシュバックの演技が素晴らしく、魅入ってしまう。
時折、実際のオニールのインタビューも交えつつの物語はリアリティがあり、生々しい。
FBIも当時の差別意識や上から目線の捜査、態度、憎たらしさがありありと描かれており、悪役全開!
この時代の闇をよく表現していて実に面白かった🤔