SunO2

望まれざる者のSunO2のレビュー・感想・評価

望まれざる者(1949年製作の映画)
5.0
冒頭、下り坂を俯瞰したショットから、赤ん坊連れ去りのところでグッと惹きつけられた。都会のピアノ弾きに恋した田舎の少女が家出するが、捨てられ子供が生まれ・・・というお話。監督が病気で途中降板、プロデューサーのルピノが実質殆ど監督して死後に公開したがクレジットは残したそう。ルピノの監督作は初めて見たのだが、必然性が無ければ寄らない、割らない主義らしく題材も興味深い。ロケの生々しさなど見るべき所が多く充実した作品。ラストの疾走が必死で良かった。
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