2023年12月 ネッフリ 前作ではマッスルおっさんヒーローのガワを子供が得てしまったという設定で、見た目と行動や言動のギャップが面白かったわけだが、続編の本作では全編通じてほとんど子供の姿は見せずおっさんモードでずっぱりで、結果単に大人のヒーローが「中身ガキなんすよ～」でボケを頑張り通すというさほど共感できないやつの映画となった。なんかねぇ~？まあだからか足の悪い相方のがんばりがメインになってたけど。 前作の巻き込まれ会社役員一同とか今回の砂にされた人たちや自殺させられ先生とか、このシリーズはおおむねあんまり人の死なないコメディタッチでいてピンポイントでえげつない描写があるのはなんなのだろう。CGによる神話の魔物たちはなかなかハリーハウゼンぽい正統さのいいかんじな造形、ユニコーンの感情移入ゼロな使い捨てっぷりがひどくて面白かった。DCフリークなら拍手喝采かもしれない逆転のオチ、まあ思い入れなくとも巧みな伏線回収っぷりに盛り上がったよ！そこは！
