このレビューはネタバレを含みます
これは面白い。
SF映画としてちゃんと成り立ってるのも偉い。根本テーマ自体は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と近くて過去を悔いるなそれを踏まえて今を全力で生きろ的なやつ。
マイケル・キートンのバットマンはマジでカッコいいし画になる。スーパーガールも最高でほぼジャスティスリーグ。
イースターエッグの数もめちゃくちゃ多い。ニコラス・ケイジのスーパーマンとかマジで鳥肌たったし、ジョージ・クルーニーのブルース・ウェインも最高か。アメコミのサプライズ演出のMAXをやりやがった。正直これが限界やで。
ただ上記2点の最高な要素は裏を返せば欠点になるとも思ってて、ほぼジャスティスリーグなのは初の単独劇場版でタイトルロールなのに…他キャラに食われてるじゃんとも思えたし。イースターエッグ系はニコケイのとかは彼のスーパーマンの企画が頓挫したせいで幻のスーパーマンになってるということとかを知らないと、？って感じになるだろうし映画に対してのハードルが上がると思うんだよな。
でもそれらを踏まえてもガチで面白いので天才だと思います。ただこのザックユニバースを畳んでいく感じ…何やかんや悲しいね。
