2013年、カレン・ラム監督、脚本によるホラー・スリラー。
女子大生エヴァことエヴァンジェリンさん、社交クラブを仕切るマークに一服盛られ森へと連れられ、男子学生から壮絶な暴力を受けるのでありました。その運命や如何に、といったお話。
どういう意図があるのかよく分からない不思議な演出と編集により、物語の本筋になかなか没入できない、非常に残念な作品。製作国カナダ。
日本人の女優マユミ・ヨシダさんが、主人公エヴァのルームメイト、シャノン役でご登場、台詞の中に"Yellow Fever"という言葉がございました。もちろん「黄熱病」ではなく、字幕では「アジ専」と訳されておりました。うむむ。
原題が"Evangeline"なので「女子大生エヴァ」、ここまでは分かりますが「覚醒」という副題を添えるあたり、完全に遊んでおりますな。
覚醒エヴァのパンダ感にはため息が止まりません。演じられたカット・デ・リエヴァさんにはお気の毒なことでございます。