2020年のカナダ映画。アンドリュー・トーマス・ハント監督、デイヴィッド・マードック、スヴェット・ルースコフ監督によるアクション・ホラー。
4人組ガールズバンド"Ms. 45"、ライヴ中に客を煽り襲撃を受けて大乱闘、その後、車をパンクさせられ不気味なスクラップ工場に連れて行かれ、気が付けば片手が切断されており…、「皇帝」陛下の命令により武器を装着して闘技場へ…、云々といったお話。
大味な展開ながら、ボーカルとギターがステージを降りた途端に険悪になるご姉妹であるとか、ベースとドラムが同性愛者で生殖医療により赤ちゃんを授かるとか、装着する武器にもランクの違いや様々な種類があるとか、部分的には細かな設定がなされております。
ただ、痩せこけた「皇帝」陛下やその息子、それから闘技場での戦いに歓喜する観衆たちがそもそも何故そのスクラップ工場にいるのか、日常生活はいかにして営まれているのか、その辺りは今ひとつよく分かりません。
もう一度、鑑賞すれば理解は深まるのかも知れませんが、費用対効果を考え、「うーん、ま、いっかー」という気分になっております。
