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妖婆 死棺の呪いのpapandaのレビュー・感想・評価

妖婆 死棺の呪い(1967年製作の映画)
3.8
なんかとってものほほんとした感じ。昔テレビでも見たけど、日本の民話にもあるようなお話。上方落語の「七度狐」にも似たような話が出てくる。最後に出てくる魑魅魍魎どもは水木しげるさんの絵みたいだし、大映の「妖怪百物語」「妖怪大戦争」見てるみたい。なんか懐かしく、可愛らしくもある。日本人とロシア人はモンゴル人を通してDNAが繋がっていると聞いたことがあるけど、頷ける。ヴィー役の娘さんは全然瞬きしない。それがこの世ならざるものの不気味さ。彼女はサーカスの空中ブランコ乗りだったそうで、棺桶に乗って空中を飛び回るシーンもトリック無しで演じてるんだとか。とにかくこの映画、なんか癖になる。
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