ふじこ

クレイジーズ 42日後のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

クレイジーズ 42日後(2020年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ほぼほぼ、Netflixオリジナル韓国映画の[ #生きている ]のアメリカ版。
*ジャケット絵はイメージです

突然流行する人が凶暴化する病、一人マンションに取り残された主人公、向かいの建物に女性。
途中感染していない人と少しだけ友好的になるけれど、騙されて生贄にされそうなところも。

ラストシーンのみ別物になっているけれど、これはどうした…?と思って調べてみたら、どうやら同じ脚本を使って別々に撮った映画のよう。
パクりじゃねーか!クソ!!みたいに書いてあるところもあったけれど、公開日を見たら僅か数ヶ月違い…。
元々この脚本を韓国仕様にしたのが#生きている、になるらしい。
じゃあこっちが本家なのでは…?公開はあっちが先だけど。ややこしいな。

全体的な色味としては、韓国版は寒色で色味がハッキリしているタイプ、こちらは暖色でまろやかな色使い。
主人公の見た目はこっちが頼りになりそうで、こっちの女性の方が強そうな美人。
韓国版の方は早い内からSNSを駆使するシーンがあり、ラストもそれによって屋上からヘリで助け出されて他の生存者達のメッセージが見えるようになる…って感じ。
こちらは最初から最後までマンションから出ずに、主人公の部屋に逃げてきた女性と抱き合い、2人なら生きていけるかもってところで終わる。

あっちもゾンビ喋ってたっけ…?全力疾走するタイプなのは同じ。走るタイプは怖いなぁ、ゲームやってても駆け寄ってくる奴が出ると緊張感が増すわ。

うーん、緊張感があるのは韓国版だけれど、ラストシーンでまだまだゾンビがワッサ~~~いるのに個別救助してくれるかな?っていうか…くそ!!ヘリが…いない!!ってなってから屋上の縁から現れるクサい演出が(いや流石にローター音するだろて)って勝手に笑えたから、まぁ…こっちかな。
いや、でもドローンのシーンはあっちの方が良かったなあ。うーむ、こっちはハイテク機器トランシーバーだけだからな。
エンドロールに被せてその後の匂わせとか、撮り溜めていた映像関連のなんかとか、各地の様子とかそんなのがあれば良かったなぁって。
ふじこ

ふじこ