この映画の怖いところは、全部が全部嘘だというわけではない部分にあると思う。
人間が生きていく上で、容姿を全く切り離して人と接するなんて到底無理な話だが実際にここまで明確に差別を受け続けることが良くも悪くもあることを踏まえると自分にも当てはまる部分があるんではないかと思えてくる。
特に整形大国と言われている韓国でこれが作られ、放映されたことにとても意味を感じる。
見た目なんて関係ない、なんて綺麗事では済まされない真実がここにある。
もちろん全てが本当にあったわけではないのにありそうな気がしてしまう、怖い映画。