Palak

65/シックスティ・ファイブのPalakのレビュー・感想・評価

2.5
冒頭で説明あるのでネタバレでもなんでもないけど、これ猿の惑星やアフター・アースと違って「地球人と同じような文明を持つ異星人」がたまたま65万年前の地球に不時着する、って話。
なのに主人公が英語しゃべるし、まぁそれはまだ良いとして他の生存者が異言語(ネイティブ・アメリカン系)喋るのに対して「それクリー(ネイティブ・アメリカンの部族/言語のひとつ)?俺英語しかわかんないよ」みたいに言う流れがあって、もうほんとハリウッドの言語に関しての設定や意識の甘さに目を回してしまった。作る側も見る側もなんも疑問持たないのかな。
そして2023年でこんなSF設定でも今だに恥ずかしげもなく「英語を喋る白人(文明人)」が「異言語を話し英語の単語でコミュニケーションをとる原住民」と交流する、みたいな内容やっちゃうんだーと少し呆れてしまった。

話は塩おむすびみたいなシンプルでストレートな内容で退屈はしないけど特に特筆すべきこともない。
Palak

Palak