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パリのどこかで、あなたとのasukaのレビュー・感想・評価

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)
4.7
全世界には、77億9500万人の人がいる。
その中であなたと私が出会ったことはものすごい確率で、奇跡なんだと思う。
そして自分自身の心の持ちようや、行動によって人との出会いは無限の可能性を秘めているのかもしれない。


隣同士に住んでいても、相手のことを1から100まで知っていない。
もしかすると、顔すらも見たことがないかもしれない。
きっとこれが現代。


自分に自信が持てなくてしょんぼりしたり、イライラするとどうしても俯きがちになる。
しかしカウンセラーや友人、そんな誰かに話を聴いてもらって、もしそれが少しでも解決すると気分は晴々としてくる。
そして、自信を少しだけ持つことができる。

顔を少し上にあげてみると、いつもと違う景色が見えて来るんだよね。
さらに、いつもは気にかけていなかったことも気になったり、聞こえてきたり。
そんな時に運命的な出会いってあるのかもしれない。
本作を観て感じたのは、私も顔を少しあげてみようということ。
そういえば、昨夜はお月様がまんまるできれいだった。


COVID-19の感染拡大によって人と人の触れ合いが減ってきた今、レミーの家族のビズの様子にびっくりしてしまった。
以前はあれを見てもなんとも思っていなかったのになぁ。


Cinema Cafe.netさんのオンライン試写会にて鑑賞。
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