Inagaquilala

キャッシュトラックのInagaquilalaのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
3.8
ジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が、快作「リボルバー」以来16年ぶりにタッグを組んだ作品。フランス映画「ブルー・レクイエム」(2003年)をリメイクしたクライムアクションだ。ガイ・リッチーはこの作品の直前に同じくクライムアクションの「ジェントルメン」(2020年)も手がけており、日本ではこの公開が少し遅れたため、時を置かずにしてのガイ・リッチー祭りとなった。ファンとしては嬉しい限りだ。原題は「Wrath of Man」(男の憤怒)で、邦題の「キャッシュトラック」は「現金輸送車」を意味する。この現金輸送車の警備員として採用された男が、実は圧倒的な戦闘スキルを持っていたことから発展していくハードアクション。男をめぐる周囲のリアクションが面白い。ジェイソン・ステイサムが憤怒するとき、いかにもガイ・リッチーらしい展開が炸裂する。
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