水滸伝の中でも一つの濃厚エピソードである虎殺しの武松の映画という事で期待しつつ鑑賞。
まず虎殺しじゃないし、全く魅力のない他国の皇子みたいのが敵として出てきて肩透かしを食らった。
金瓶梅とも重なる部分だからあるだろうと思ってた、凄惨だけど一番スカッとする西門慶エピソードもなくかなりアレンジがされてる感じ。兄さんも毒を盛られず普通に殺されて、潘金蓮(に相当する人)も毒婦じゃなくて普通にいい人で終わるし。
あと、完全に頂けないのが虎のCG。某韓国虎映画に完全に負けてます。
水滸伝好きな人はあまり見ない方がいいかな。
