脳性小児麻痺のある兄と、割とチャラチャラしてそうな弟。
だけどちゃんと兄思いで、甲斐甲斐しく介護を手伝っている光景はとても微笑ましく感じた。
あることがきっかけで、兄が性的欲求を持っていることに気づくんだけどそこからの展開も面白かったなー。
20年間ほぼテレビの前にいた兄を「よっしゃ!外行くでー!」と車椅子を奥から取り出し、一緒に外へ行く姿はすごく心があったかくなった。
そしてあの展開。めっちゃ笑ったー!
普通の日常を、普通に楽しむことってこんなにも大変!なことだけど、とても奇跡的で素敵なことなんだろうなぁ。
監督の御兄弟に捧げられた作品であると知り、グッと来たのと、めちゃくちゃお若い監督で今後の作品が楽しみ!