二十○世紀の勧善懲悪。
胸糞悪い街です。富士見町でずっと流れるアナウンス。
極端な架空設定も現在の方向性と地続き感ある。
「どこに逃げても同じ。もうこの国はそういう風になったんだよ」
にドキっとせねばならんの勘弁して欲しい。
決してテロでは世直しできないけれど、せめて映画の中くらい「おまえらを殺す!」ってボコボコにしてやりたいよね。
小林竜樹の顔が適役でかなり胸糞悪かった。
ピンク系の役者や関係者がわんさか出ていてお祭り感あるのもイイ。
役者・しじみは町会長・森羅万象に侍るホステス嬢。もう片方が柳英理紗なのも嬉しい。
中原昌也のノイジーな劇伴がカッコ良いです。
アメリカに渡って矯正施設のシーンは錠剤ばっかり飲んでて退屈。完全パクりでもいいから時計仕掛けくらいの事はやって欲しかったかな。