これ劇場で見たいと思っていたんですが、なんだかんだご時世的に映画館遠慮してました。
とある綺麗なビーチへ旅行に来た一家。
妻の病気、離婚、2人の子供にはまだそれを話せていない夫婦、そしてそれに気づいている2人の子供。
3組の家族が招待された“プライベートビーチ”。
そこで見つかる女性の遺体。
何かがおかしい…
一体何が起きているのか…
相変わらずシャマランは“謎”の表現が上手い。
だがシャマランの作品をレビューしようとすると、何がネタバレになってしまうか考えた結果大したことが書けないんだよな…
これ以上書いても薄っぺらいことしか書けないが、トーマシン・マッケンジーがめちゃくちゃかわいいことだけは伝えたい。
本当にかわいい(小並)
オチにはしっかり納得できた。
上手い、上手いぞシャマラン。
やはりすばらしい逸材である。
以下ちょっと余談。
最近ずっと海外ドラマ見てたので、映画見るの久しぶりなんですよね。
ドラマは45分くらいだからそれに慣れてしまって、2時間の映画をちゃんと集中して見れるか…実は不安でした。
いやこれ映画館で見たかったなぁ…
めちゃくちゃ面白かった。
人は窮地に立たされると極端な発想になりがち。上辺は良い人でも追い詰められると本心を表す、そんな映画だった。
時と共に出来事は過去のものとなる。
当時どんなに怒っても、悲しくても、過去のことだと割り切れるようになれば心穏やかになれる。
そして過去と共に成長もする。
過去があるからこそ今の自分が在り、未来への成長に繋がる。
“急速に老いる”という表面的なテーマとしてはかなり悲惨な映画だが、深読みをしたせいかなんとなく得るものの多い作品だった。