女の子は外で遊んではいけないという昔からの風習。
自分のつけたい物をつけたいのに、夫がいる女性はビンディしかつけてはならないという風習。
そして女の子は初潮が来たら『夫に恵まれない』からという理由で、母親に隠さないといけないという風習。
これらにとても驚いた。
幼い頃は娘のカマリのようにおてんばだった母親。
大人になるにつれて自由に自分らしく生きることができなくなっていたのは、これはきっとインドに根強く残る風習の影響が大きいのだろう。
子どもは親に勇気や生きる力を与え、そして子どもは親の背中を見て育ち、挫けない強さを学ぶのだろう。
母親の『しっかりと立っていれば、成功は向こうから来る。だから何も怖がることはない』という言葉にグッと来た。
漁村で唯一のスケートボーダーであるカマリのドキュメンタリーかと思いきや、カマリを通して自由を得る母親の成長の話だったんだなぁ。
レッスンタイトルの1つ1つが改めて響いてくる。
そして、可愛いワンピースを着て颯爽とスケボーをするカマリがめちゃくちゃ可愛いんだなー。
