あや

ヘザース ベロニカの熱い日のあやのレビュー・感想・評価

3.8
ベロニカはヘザーというスクールカースト上位の女の子3人と行動を共にしているが3人のことが大嫌い。
ある日、学校で出会ったJDという男に「そんなに嫌いなら殺そうよ」と持ちかけられ…


ものすごい変な映画。ジャケットから想像できるアメリカ青春映画とは全く違い、バンバン人が死んでいく。
嫌いって言ったけどさすがにそこまでしなくてもよくね?とだんだんJDにドン引きながらもずぶずぶハマっていくベロニカ。そもそもJDは存在しているのだろうか?
ずっと黒いコートを着ていて、明らかに校内で浮いてるんだよね、、ベロニカのドス黒い心を擬人化した存在という解釈でも納得いく。


アメリカの青春学園ラブコメ要素があまりなく容赦なく人が死んでいくのに対して、ヘザーやベロニカのファッションがかわいいのが救い。
なんとなく、"ムカつくから"という理由でスクールカースト上位層を狙って殺していくのはコロンバイン銃乱射事件を思い出させるけど、映画の方がずっと前だから関係ないか。にしてもアメリカのスクールカーストの闇深すぎる。
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