こばまさ

ディーバ 殺意の水底のこばまさのレビュー・感想・評価

ディーバ 殺意の水底(2020年製作の映画)
3.3
まだまだ暑い日が続くので、涼しそうなコチラを。
評価は高くないけど、84分と短いのでサクッと鑑賞。


-幼い頃から、親友でありライバルとして切磋琢磨してきた高飛び込み選手の2人、イヨン(シン・ミナ)とスジン(ユ・イヨン)
世界ランキング1位のイヨンに対し、スジンは成績低迷で引退の瀬戸際に立たされていた。
ある日、2人の乗った車が海中へと転落してしまい、イヨンは何とか助かったが、スジンは行方不明になってしまう-

“この副題、要りませんから”


まず、この高飛び込みという、なかなかフォーカスされない設定なのは非常に良かった!
ワタシも幼少期はスイミングをしていましたので、未だにオリンピックや世界水泳などの競泳はついつい見てしまう性。

この高飛び込みという競技、高さ10mから空中で回転したりひねりを加えたり体を丸めたりと色んな演技を行う間、入水まで僅か2秒。
てか、10mってマンションの4階から飛び降りるのと同じよ。
どう考えても怖いでしょ…

と、話がだいぶ横道に逸れましたね。


ストーリーとしては、たぶん観た誰もがオチを予想出来ると思います。
なので、そこの驚きは皆無なんですが、そこに至るまでの苦悩やプレッシャーなど、一流のアスリートにしか分かり得ない心情描写は良かったし、そこには必ず嫉妬や裏切りが潜む。

そんな主役イヨンを演じたのが、シン・ミナ。
ここに来て、またしてもお初の女優。
しかもなかなかの美人さん。
もはや、韓国美人に騙される日も近いのかも知れません。
いや、水着姿も素晴らしく、演技も良かった!

そして親友かつライバル役のスジンを、ユ・イヨンが演じる。
比較的最近観た『マリオネット』のイメージが強いが、やはり角度によって黒木華に似てる。


まとめると、もう少し驚きの展開、もしくは絶望的な描写があれば良かったかな。

シン・ミナを知れたのは収穫でした!
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