ダイゴロウ

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のダイゴロウのレビュー・感想・評価

4.0
ゴッドファーザー最終章の再編集版。
(ラストシーンなどが少し異なるらしい。)

続編から10年以上空けての最終章だった故か、前二作と大分異なった雰囲気の作品で、その点で寂しい気持ちがあった。

合法な世界で上に立つことは、マイケルが妻に約束したことでもあり、父ヴィトーがマイケルに期待していたことでもあった…。
そんな目的のために奮闘するマイケルの姿を描くが、ヴィトーが語ったように合法な世界で活躍するには、この世界に足を踏み入れてはいけなかったのだと思う。

フレドの死が落とした影も大きく、ファミリーのボスであるはずのマイケルの孤独な人生がとにかく切なかった…。