エクゼピア

エスター ファースト・キルのエクゼピアのレビュー・感想・評価

3.8
まさかの続編。
"この娘、どこかが変だ。"のキャッチコピーで、前作鑑賞時に強烈な恐怖を感じた重大な秘密を抱えた孤児の少女エスター。
そんな彼女の"エスター"になりたての日々を前日譚として描いた本作。

エスターは相変わらず恐ろしく序盤の脱走シーンは戦慄ものですが、今回は彼女の正体、背景を知った上で描かれているので、前作のようなどんでん返し感のある衝撃は少なめ。
しかし、今作は前作では無かったエスター視点からの物語である事が新鮮さを出しています。
"エスター"としては未熟で危なっかしく(見方によれば)チャーミングに見える部分や、叶わない事に何処か葛藤が感じられたり、前作本編では完全無欠のサイコキラーに見えたエスターの新たな一面が伺えました。
そして一番の驚きは前作から14年程経過しているにも関わらず、エスター役を同じイザベル・ファーマンが演じている事。。
設定的にも役者の年齢的にも、同じ役者での続編は予想も出来なかったので驚きです。
全く違和感なく凄すぎる。。

(#681/吹き替え)
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