伊坂幸太郎原作のアクションコメディ。後半はオリジナル展開だけど、原作から外れても伊坂幸太郎っぽい伏線数珠繋ぎ展開でテイストは維持していて驚いた。まあ、他の面は原作と全然違うのでファンは怒るかもしれないけど……。
ただ、ストーリーそのものは結局伏線を回収してるだけでよく分からないもの。加えて特別優れたアクションがある訳でもないのに一応飽きずに見れるというのが不思議なところで、そういう意味でエンタメ度は高い。とてつもなく物騒な京都駅とかとんでも日本描写も楽しく、まあまあという感じ。
作中一番カッコ良かったのが真田広之の殺陣。ブラッド・ピットともがっつり芝居してるし、好きな俳優なのでハリウッドで成功してて嬉しい限り。