ひだまり

海辺の金魚のひだまりのネタバレレビュー・内容・結末

海辺の金魚(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

晴海が児相で問診を受けてることを知った花が「遅いよ」と言ったのが切なかった。そのシーンが1番印象に残っている。自分の木があるのは素敵だと思った。大人になって施設を離れても木はずっと残っているのかな。だんだんと晴海にも笑顔が増えていって良かった。親が好きだという気持ちは変わらないんだな。全ての親が無条件の愛を注いでくれる人であることを願うばかり。金魚が狭い水槽から大きな海に放されたシーンは、何かが解放されたという心の変化を表しているのかなと思ったけれど、海に放された金魚は生きていけないだろう。死ぬまでずっと解れることのないこころや繋がりを意味しているのだろうか。
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