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竜とそばかすの姫のSEIJISANのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
1.5
細田守監督は「時をかける少女」、「サマーウォーズ」と大傑作が続いた後の作品はどれもこれも酷い出来が続いてしまい、本作も完全にノーマークでした。本作はまだ良かった。でも面白くはないです。始まりから30分は面白いのですが、そこから徐々に面白くなくなるのが細田守監督の特徴になってしまいました。ヒロインの行動に疑問ばかりがついてまわり、集中出来ません。そして唐突な物語の転換。「竜の正体」が明らかになってからはグダグダ。全ての登場人物が監督のコマになって、都合良く動き、台詞を語りだしてからは恥ずかしさばかり感じました。映像の美しさはとても良かったです。原作も細田守監督が兼任するのはやめて、他の方の原作或いは脚本で勝負した方がよいかも...。アニメーションの監督としては凄い方だと思うので...。
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