いづる

スペンサー ダイアナの決意のいづるのレビュー・感想・評価

3.0
平民でよかった,と思う(笑).

自分の仕事は,いろいろなことを under control にすることで,一緒に働いている人たちの心理的安全性を確保することであるが,人間が under control にされてしまうと窮屈で耐えられず,心理的安全性が得られない.そんなことを考えさせられる作品だった.

「ダイアナ」https://filmarks.com/movies/55075?mark_id=126867947 は,いろんなエピソードを詰め込み過ぎた感があったが,こちらの作品は 1991年のクリスマスとその前後の 3日間のエピソードなのでなかなか濃くてよい.

心理的安全性が得られていないので,周りの人たちすべてが敵に思えてしまう.理解し合える人,本音を話し合える人がいることはとても大切.

タイトルは「ダイアナ」や「プリンセス・ダイアナ」ではなく「スペンサー」である.チャールズと離婚したのは 1996年.
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