風来坊

セブンソード 修羅王の覚醒の風来坊のレビュー・感想・評価

3.0
原作は中国の武侠小説の七剣下天山と思われる。2005年にツイ・ハーク監督も映画化しているが、原作とあまりにも違うと非難されてましたね。
私も原作を手にした事はあるのですが、文字がびっしりで読む気力を無くした経験があります(笑)

なので本作が原作に忠実かどうかは分かりませんが、ツイ・ハーク監督のセブンソードとは大分違った展開です。

雰囲気としては最近、日本のテレビでもよく放映している武侠+ファンタジー+ラブロマンス+愛憎劇の中国ドラマの映画版と云った感じ。
登場人物が多い割にはロクな説明もなく、入り乱れて話が進むので誰が誰だか何が何だか分かりません(笑)

セブンソードと謳ってはいますが、本作では伝説の剣は二本しか出て来ません。当然、使い手も2人だけで7本の剣と7人の剣士が揃う事はないです。
既に続編もリリースされるという事で何部作かの作品でその後に揃うのかも知れませんね。

剣術アクションは中国の武侠映画!と云った感じで惜しげもなくワイヤーアクションをふんだんに使った派手なアクションと成っていて見応えあります。VFXを使用してファンタジー色も強く出ています。

美男美女ばかりなので画面に華がありますね(笑)
剣術アクションはアクロバットな物が多く面白いですが、如何せんラブロマンスの割合が多めなので華流ドラマに慣れた人向きな作品かなと思います。

まとめの一言
「まだまだ序章」
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