なち

キラー・セラピーのなちのレビュー・感想・評価

キラー・セラピー(2019年製作の映画)
2.9
一概には言えない気はするが
家庭環境ってやはり大事なんだな。

両親と息子の3人暮らしだった家庭に、養子として妹がやってきた。
息子のブライアンはそれが気に入らなかった。
妹なんていらない、お前は俺の妹じゃない、と妹に強く当たるブライアン。
父は厳しく、ブライアンより養子の妹を可愛がり贔屓していた。
何もかも気に入らないブライアンが、ただの癇癪持ちから殺人鬼になるまでのお話。


この作品を見ながらふと
『言の葉の庭』の
「人間みんな
 ちょっとずつおかしいんだから」
みたいなセリフを思い出した。
いやいやそんな綺麗な作品じゃないです。


ラスト15分くらいの畳み掛けは結構好みだったけど、なんだかうーんという感じはある。
U-NEXTの作品紹介欄には「スラッシャーシーンが云々」と書いてあったけど、うーんいまいち。

展開もよくある感じで「うおーおもしろかったー!」とは全くならんけど、「つまんねえな」とはならなかった。
あまりにレベルの低い評価の仕方だが、うん、おもしろくはなかった。
なち

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