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赤い光点のYOKのレビュー・感想・評価

赤い光点(2021年製作の映画)
2.8
引越ししたり、子犬を迎え入れたり、メンタルの沈み具合がジェットコースターだったりとバタバタしてたら、1ヶ月くらい映画もドラマもまともに観れてなかった。久々すぎる。

映画始まった瞬間から「もうなんか起きてる」、ロマンティックじゃないプロポーズからの1年半でギスギスした関係に。
そんな喧嘩ばかりの日々を打開するべくスキー旅行に行くも、なんか殺人者に狙われちゃって参ったね!しかも妻は妊娠中!な映画。

旅先に向かうまでに他人とのしょうもないイザコザがあり、キャンプ中に赤いランプで付け狙われる。どうかあのイザコザか原因じゃありませんようにってめっちゃ祈った。だってそうだとしたらお話がつまらなすぎるよォ…。

タイトルである「赤い光点」で狙われるだけでなく、明らかに人(バイク)でも付け狙われるうえに、オーロラが出るような極寒の地でテントから飛び出して逃げ出したせいでだいぶ寒そう。妊婦がこんな無茶して大丈夫かいな。

怪我だなんだで旦那さんがまるで頼りにならんし、なんか唐突に過去に何かあったのを匂わせてくるしで、お前なんなん状態。挙句の果てに「絶対違うよ!」な人をボコしちゃうし。極限状態って怖い。(?)

登場人物が少ないので消去法と会話の中から導いていけばなんとなく犯人は見えてくるかも。ちょこちょこ入るフラッシュバック(分かりにくいし少なめ)もヒントにはなるのかも。

結果的にはシンプルな復讐劇。主人公夫妻が狙われるのに至った理由を、関係ない人を巻き込むことで話を複雑にしようとしたものの出来きれていないなぁって感じだった。

1年半でギスギスした関係になったのも、この2人が起こした過去にあったんだって最後に繋がるので、シンプルなりに伏線は回収してくれる感じではあったわ。

絶対に復讐してやるぞの決意、強い。
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