このレビューはネタバレを含みます
ダークヒーロー、ロッキーの成り上がり英雄譚。
KGF繁栄と滅亡編。
前作から引き続き、最初からクライマックスは変わらず。ディーラディーラは何回聴いてもヤバいくらい熱くなる。
前作であんだけ流暢に語っていたオッサンが危篤状態。
話の続きはもう聞けないのかと思いきや疎遠な息子、お前もロッキーについて語れるんかい。
相変わらず年代、語り部、視点が入り乱れるのでもう考えるな感じろ状態。
前作に比べて魅力的なキャラクターが多かった。
ロッキー最大のライバルであるアディーラ。
ダークヒーローであるロッキーに対して正義を執行する立場であるカリスマ指導者ラミカ・セン。
ヤシュの伊達男っぷりは引き続き最高。
前作以上に衣装に力を入れてきたのか、スーツのバリエーションがめちゃくちゃ多くて色が派手。
シーンごとに違う色のスーツ着てるんじゃと思うくらいのレベル。
そして前作よりもアクションの規模がデカくで満足。
カラシニコフで一斉掃射し反撃に転じるあたりからテンションぶち上げ。
物語的には仕方ないんだが、あそこでぶち殺しておけば…そこはロッキーの甘さ故か。
金塊一枚奪われて、激オコで単身警察に乗り込んでビッグママで壊滅させ、焼けついた銃身で煙草に火をつけるのはカッコよすぎ。
そのあとの違う、ビッグダディだ！も含めて最高。
マッドマックス並みのカーチェイスも良き。
ラストバトルでのハンマーは激アツ。
銃も似合うがハンマーが最高に似合うロッキー。
終盤まで空気気味だった（若干調子乗ってた）ヒロインが急に表に出てきて子供ができて流れるように死んでいったのは何だったのか。
ただ前作でも思ったが、リナ役のシュリーニディ・シェッティは超美人。
最終的に病室で危篤のお父さん生死投げっぱなしで笑った。
前作に比べてもスケールアップしてエンドロールでもうお腹いっぱいです。
と思いきや、まさかのおかわりを見せられたのには驚いて笑った。期待してます。
2024 272
