保安官が2人しかいない田舎の町で、武装ギャング達が銀行強盗を実行。
孤立無援の中で心に傷を負う元テキサス・レンジャーズの保安官の活躍を描いたアメリカ製のアクション映画。
本サイトですこぶる評判が悪かったので、ハードル目一杯下げて覚悟して観ました(笑)
個人的にはこの監督さんの前監督作でニコラス・ケイジさん主演の「コード211」は面白かったので他の過多のレビューを観るまでは期待していたんですけど。
皆さん設定が似てるアーノルド・シュワルツェネッガーさんの「ラスト・スタンド」みたいな少数精鋭が多勢派手な死闘を繰り広げるようなのを期待したのかな?
確かにそれに比べると地味で小ぢんまりとしていて物足りなさはあります。
それに痒い所に手が届かない映画というか、停電したのにすぐ動かない保安官とかその後もノロノロとした動きでテンポが非常に悪く感じます。
緊迫感や緊張感もイマイチ伝わって来ない。
皆さんが仰っている通りでヒロインが、ワイルドな魅力はあるが強面で華がない…。悪役の方に美人がいるってどうなの(笑)
もう少し我が街ならではのホームアドバンテージを活かした抵抗を見たかったですね。常に後手後手に回る感じが保安官のヒーロー感を下げる一方でした。
そこそこのドンパチと見せ場はあるし、グダグダの構成とテンポの悪さを我慢すればまずまずは観れるB級アクションと思います。
ガイ・ピアースの渋さだけが、最後の砦になっていた作品でした。
まとめの一言
「田舎設定が活かされず」