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『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』に投稿された感想・評価

yaaa

yaaaの感想・評価

4.0
四大悲劇から喜劇までひたすらしゃべくりたおして人々の感情を揺さぶる「物語の古典」を牽引するウィリアム・シェイクスピア。
ヒット作連発の中より史劇「ヘンリー四世」で登場するデブで卑怯で嘘つきでスケベな「あかん大人」としてのヴィラン「フォルスタッフ」が主人公のスピンオフ作品。

新しい職場・学校…春先の昔とは違う環境でスタートする時期にみるとなんとも切ないビターな話。
昔は「やんちゃ」で楽しかったけどいつまでもそんなことは続かへんのやというストーリー。

しかしまあ、これまた撮影が格好良すぎる。
石造りの城の窓に差し込む光など、まるで絵画のよう。
フォルスタッフの住みか・売春宿のセットの凄さ。わざとパースを歪ませて建ててあるんではないか。
今観ても古びるどころか、逆にアナログ感全開であるがゆえの画面作りの強度に驚く。
森の中にカメラ置いただけで凄いってどうゆうこと。

画面の美しさに目を奪われがちだが、どこでそんな風刺画のようなしわくちゃな顔見付けてきたんですかと聞きたくなるような脇役の汚ないけど病みつきなりそうな顔、顔。
もちろん汚ない顔の筆頭はオーソン・ウェルズ!

最初から最後まで音消して観ても
楽しめそう。

テリー・ギリアムって絶対マネしとるな。
オーソン・ウェルズが活動の場をヨーロッパに移してからの作品です。オーソン・ウェルズはシェイクスピア作品の映画化を多く手掛けましたが、本作はシェイクスピア作品でも特に人気のあるキャラクターである巨漢の騎士フォルスタッフを題材にしたものです。

本作は素晴らしいポイントと、あまり素晴らしくないポイントが非常に明確だと思います。まず優れた点から。

オーソン・ウェルズはとても優れた映像作家だと思います。構図の撮り方やモンタージュのつなぎ方。アメリカ時代から素晴らしかったです。『市民ケーン』(1941年)でもそうですし、アメリカ時代最後の作品『黒い罠』(1958年)でも同様です。

ヨーロッパに移ってからは、とてもヨーロッパ的な映画を作るようになりました。本作もどことなくモンティパイソン的なんですよね。コメディーなのにヨーロッパ的な洗練され方をしている。

つまり、表面的な部分に関して、本作はとてもうまく作っていると思います。続けてあまりうまくいっていない部分です。

まず、ボクはそれほどシェイクスピアに詳しくないし、ほとんど作品も読んでません。だから、フォルスタッフがどれくらい魅力的なキャラクターなのかよくわかっていません。本作でフォルスタッフを演じるのはオーソン・ウェルズ本人です。確かに愉快なキャラクターだとは思うのですが、それほど魅力的な人物だとは思いませんでした。元が悪いのか、演技が悪いのか、はたまた演出が悪いのか。

ストーリーもいまひとつ盛り上がりません。主人公には困難がつきものです。本作であれば放蕩王子ハル(キース・バクスター)が困難に立ち向かい、フォルスタッフが付き従うってことなんだと思います。しかし、立ち向かうべき困難がいまひとつよくわからない。これも土台となっているシェイクスピアの戯曲を分かってないからなのかもしれません。

比較の対象として正しいのかわかりませんが、本作の一年前に公開された フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』(1963年)と比べると見劣りしてしまいます。映画技法は同じくらい素晴らしいのですが、内容が薄い。

ボクは映画においてテーマ、ストーリー、キャラクター造形を重視します。それに加えて映画技法も優れていれば言うことなし。しかし、本作の場合は肝心なテーマ、ストーリー、キャラクター造形がいまひとつ伝わってきません。これはボクがシェイクスピア作品に深い造詣がないからなのかもしれません。シェイクスピアが好きな人だったら楽しめるのかも。
シェイクスピア「ヘンリー四世」を題材にしたオーソン・ウェルズ監督、脚本、主演のモノクロドラマ

ぽってぽてのビール腹なフォルスタッフが、あーいえばこーいうのらりくらり適当人生を楽しむ♪

オーソン・ウェルズのどっしりとした迫力と余裕がぴったりの配役でした!
低音のイケボが素敵(〃ω〃)

アクションシーンも大迫力!!!
当時の甲冑と剣じゃ戦いづらそうだけど、どっかどか頑張ってました~

が、ストーリィはちと冗長。
まあシェイクスピアはこんなもんだし、それを題材にしたらこうした古典な雰囲気にもなるか~

カタパルさんソフト有難うございます!



ヘンリー四世が治める時代。

放蕩息子ハルは、大酒飲みの適当親父フォルスタッフ(オーソン・ウェルズ)と日々酒場で楽しく過ごしていた。

しかし、王位継承を巡る戦いに駆り出され、ライバルのパーシーを倒して即位するのだが……



人がわちゃわちゃしてるシーンがイイなぁ♪

酒場で飲んだり踊ったり、合戦でガチャガチャぶつかったり、画面から飛び出てきそうな迫力がありました!

フォルスタッフは……これカラーで観たら赤ら顔の脂ぎったオッサンなんだろうなぁww
たぬき親父っぷりが良かったです!
こういうお腹、ずっとなでなでしていたい☆

ろくでなしだけれど好かれる、ってキャラなのでしょうが、そこがあまり描かれないので、ただの呑兵衛にしか見えなかったのは残念。
茶目っ気はあったけど、うーむ。。。

その他王子とか王とか酒場とかも、色んな人が出てくる割には魅力が感じられず、誰が誰やら(笑)
パーシーはイケメンだった♪

シェイクスピア題材、時代背景もあり、まあこんなものなのかな~て作品。

オチもなんとも暗い(´-ω-`)

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