狼をさがしてのHMのレビュー・感想・評価

「東アジア反日武装戦線」について、大昔でないのに私はほとんど知らなかった。まず、自分が知らないでいられたことに驚いた。

活動の動機は日本社会が目を背けつづけた近代国家としての「業」の部分で、手段を間違わずに世間に訴えかけることはできなかったのかと考えてしまう。

罪を犯した子どもを待ち続ける家族、支援者の姿も印象的だった。