狼をさがしてを配信している動画配信サービス

『狼をさがして』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

狼をさがして
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

狼をさがしての作品紹介

狼をさがしてのあらすじ

1974年8月30日、東京・丸の内の三菱重工本社ビルで時限爆弾が爆発した。8名の死者と約380名の負傷者が出たこの事件は日本社会を震撼させた。事件から1ヶ月後、犯人から声明文が出される。「東アジア反日武装戦線“狼”」と名乗るその組織は、この爆破を「日帝の侵略企業・植民者に対する攻撃である」と宣言。その後、別働隊「大地の牙」と「さそり」が現れ、翌年5月までの間に旧財閥系企業や大手ゼネコンを標的とした“連続企業爆破事件”が続いた。 1975年5月19日、世間を騒がせた“東アジア反日武装戦線”一斉逮捕のニュースが大々的に報じられた。人々を何よりも驚かせたのは、彼らの素顔が、会社員としてごく普通に市民生活を送る20代半ばの若者たちだったという事実であった。しかし、凄惨な爆破事件ばかりが人々の記憶に残る一方で、実際に彼らが何を考え、何を変えようとしたのかは知られていない。 時は過ぎ、2000年代初頭、釜ヶ崎で日雇い労働者を撮影していた韓国のキム・ミレ監督が、一人の労働者から東アジア反日武装戦線の存在を知り、彼らの思想を辿るドキュメントを撮り始めた。出所したメンバーやその家族、彼らの支援者の証言を追うなかで、彼らの思想の根源が紐解かれていく。高度経済成長の只中、日本に影を落とす帝国主義の闇。彼らが抗していたものとは何だったのか?彼らの言う「反日」とは?未解決の戦後史がそこに立ち現れる。

狼をさがしての監督

狼をさがしての出演者

原題
동아시아반일무장전선/East Asia Anti-Japan Armed Front
公式サイト
http://eaajaf.com/
製作年
2020年
製作国
韓国
上映時間
74分
ジャンル
ドキュメンタリー

『狼をさがして』に投稿された感想・評価

ワンコ

ワンコの感想・評価

3.5
【昔の話…?】

何か新しい発見があったかというと、ちょっとインパクトに欠ける気はする。

「罪の声」のレビューでも書いたことがあるが、昔、都内の繁華街の居酒屋でバイトをしていた時に、近所のバーのマスターが、「腹腹時計」という爆弾製作を記した冊子を持っていると聞いたことがあった。

三菱重工ビル爆破事件で使用された爆弾の設計書だ。

あの居酒屋は、ビルを建て替えてまだ営業しているが、バーまではあるか確認できなかった。

こうした時代の学生を中心とした運動は、思想を背景にしたものと、そうでないものと区別して考える必要があると思う。

映画でも動機付けは語られるが、この事件を主導した「狼」や、あさま山荘事件を起こした連合赤軍は特定の思想をベースにしていて、共感を広げられなかったことも要因となって活動が過激化したのではないかと思う。

言い方は悪いが、自分の気持ちを上手く言い表せない子供が、周りの人に当たり散らすみたいな、そんな感じだろうか。

これに対し、全共闘は、大学の巨額の使途不明金を巡る学生の大学自治の拡大の要求がベースで、三里塚(成田)闘争は、民有地の取得問題や、騒音問題を背景にした反対運動が発端だった。

ただ、こうした運動でも、いつの間にか過激な行動に出るものが参加し、問題をあらぬ方向に導くことがあるのは、批判されるべきだし、アメリカの#BlackLivesMatterにも、暴力で訴えるようなものが出てしまうことがいることを考えると完全に防ぐことが難しく、こうした運動の難点でもある。

話を戻すと、こうした爆破活動を厭わないような思想が遠い遠い昔のことのように考えている人もいると思うが、もう一段社会が成熟した後に発生した、オウム真理教の弁護士一家殺害、松本サリン、地下鉄サリン事件は、僕は同じ類のものだと感じる。
聞いていて、合理的な動機付けがあるようには感じられないし、当然、当時も共感は得られていないし、そこで、なぜ自分たちは理解されないのだろうかと不満を蓄積させることなったのだろうか。

どう考えても稚拙感は拭えない。

また、これほどまでとは言わないが、物理的な暴力に発展してはいなくても、ネトウヨが好む民族思想や人種差別思想は、ネットを騒がせることは多い。

大村愛知県知事のリコールを主導した連中も、特定の思想を背景に持つ輩たちで、結局、民主主義の根幹を揺るがすような不正署名事件に発展している。

人の命を殺めてはいないが、これも思想をベースにした危険なものであることは間違いない。

宗教でいうと、イスラム原理主義はフォーカスされることは多い。
キリスト教にも原理主義に近いものがあるし、社会の価値観の移り変わりと折り合いをつけることが出来ない人はきっとなくならないのだ。

だからこそ、教育の平等を徹底させる試みや、客観的で合理的な教育プログラムや、社会格差の是正は必要なのだと思う。

※ 僕は、うがった見方かもしれないが、三菱重工ビルが狙われたのは、密かに東條英機の息子が働いていたことも要因じゃないかと思ったりする。戦争犯罪とは関係ない人だし、故人には申し訳ないけれども。
いよいよ本当に春休みも終わりそう😁
22日から出勤です👔

昨日、夜にふと京都シネマのHP見ていて会員募集期間だと知り何とか登録完了したはず😅
アナログ人間なので完了しているのか不安😁

以前から観たいなと思っていた「ブータン山の教室」の為に雨だが昨日1日殆んど寝てばかりだったので出かける事にした☔
時刻表どおり来ないなと思ったら日曜日🚌💨😅


まだ早かったので四条堀川で降りてぶらぶらと歩きながらココン烏丸へ
3階京都シネマに行くと登録は無事完了していたが肝心の観たい映画が既に完売になっていた😅
「ブータン」→「ファーザー」→「AGANAI」と見る予定が大きく崩れる
ファーザーも完売していて1席だけ呼び席が空いているという
悩んでいる内に別の人に決まってしまい諦めてAGANAIだけ購入😅
明日のブータン、ファーザー上映分を予約購入した
会員になったので招待券2枚付き実質は無料🎫

朝イチ上映に合わせていた為に2時前までは4時間以上ある⏰
バスの1日乗車券は購入していたので取り敢えずTOHO二条のシネマイレージ登録に向かう🚌💨
何回やっても登録完了しないという旨を伝えたら店員さんが最後まで登録に付き合ってくれた
何回も失敗しながら何とか完了
1人だと無理だったな😅
店員さんありがとう😉👍🎶

二条では観たい作品無かった為に表に出て検索🔍
この作品は後30分で上映開始
ギリギリ間に合うかなと二条から九条大宮へ
みなみ会館へ到着、何とか間に合った😃🎬





1本目
11:00 SCREEN1 126席 半数👨9👩2 👫1


キム・ミレ監督作品


1974年企業爆破など複数の事件を起こした「東アジア反日武装戦線 狼」のメンバーや関係者に取材したドキュメンタリー

監督は自身の父親が日雇い労働者でそのドキュメンタリーを作っている過程でこの狼のことを知り取材するようになったそうです


自身が7、8才の頃、企業爆破のニュースをよく目にしたがその頃は怖いなという印象だけだった
中学、高校になっても学生運動の残党が起こした事件位の認識
今回、色々と知れてよかった


タブー視されていた一連の事件
監督が韓国人ということで日本人監督よりも取材を受ける方は受けやすかったのかも知れない
また監督が日本人だと圧力がかかるのかな何て思って見ていた

今回も神奈川での上映は右翼の街宣車が現れて一悶着あった様子
恥ずかしながら今回初めて知ったのは日本がアジアを植民地支配していてその時に惨殺したりして虐げられたアジア人達の上に成り立っている企業や会社を攻撃していたこと
成る程右翼の方とは真逆の左翼に成るから街宣車も出るんだなと納得


ただ本編でも語られていたけどだからと言って勤めていた人達やその家族に被害が及んだのは猛省しているとのことだった

ビルを爆破しても何も変わらないとは思うけど当時は本当に世の中を変えようとしていたのだろうか。。
掲げていた理想は解ったけど企業を攻撃するのは在日の方や虐げられた方達が望んでいたのだろうか。。


最後は服役していた女性が刑期を終えて出所した
支援者に挨拶して回っている映像
今はどう考えているのだろう
被害者の遺族に謝罪するのだろうか
その事を聞いて欲しかった
sashaice

sashaiceの感想・評価

2.5
戦争責任か、、何年経っても恨みは消えず、「お金は払った、それで済むものか」、「正しい、正しくない」の水掛け論が一向に終わらない複雑な問題ですね。。考えるだけで頭が煮えそう。お隣の国のみならず国内で殺人や傷害という罪を犯してまで帝国主義、植民地主義に抵抗していた方々がいたんですね。テレビの日本の衝撃事件みたいなタイトルで特集されてたのを見たことがあるくらいで反日武装戦線に関しては浅くて薄い知識しかなかったので、彼らがどんな思想の下で暴力を振りかざしていたのか理解が深まった点はよかったです。

正直、美化フィルターがきつめですんなり入り込めなかったです。。反帝国主義の東アジア反日武装戦線の出所したメンバーやその家族、支援者の一方的で偏向的な視点で語られるのでドキュメンタリーとしては被害者とか反対勢力の見方を置き去りにされているような印象をうけました。ついこの間みたサリン事件のAGANAIと同じような違和感がありました。後半に差し掛かるにつれて、まるで美しい昔話をしているように語られるのがちょっと腹立たしかったです。人を傷つけたり殺すのは失敗で悔いるべきだけど、反植民地思想は正当化されるべきっていうメッセージに聞こえました。

京大教授の「暴力というのは圧倒的にこちら側(国家に対する個人)にはない」という表現で、いかに国家や巨大組織の暴力が表面化しにくいかを表していたのはすごく面白かったです。

『狼をさがして』に似ている作品

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

上映日:

2008年03月15日

製作国:

上映時間:

190分

ジャンル:

3.6

あらすじ

ベトナム戦争や文化大革命など世界が革命にうねりを上げていた1960年代。日本国内でも学生運動が活発化し、先鋭化した若者たちによって連合赤軍が結成される。1972年2月、革命のために全てを懸…

>>続きを読む

きみが死んだあとで

上映日:

2021年04月17日

製作国:

上映時間:

200分
3.6

あらすじ

1967年10月8日。佐藤栄作内閣総理大臣(当時)の南ベトナム訪問阻止を図った「三派全学連」を主体とする第一次羽田闘争は、その後過激化する学生運動の端緒となる事件だった。はじめてヘルメット…

>>続きを読む

共犯者たち

上映日:

2018年12月01日

製作国:

上映時間:

105分
3.9

あらすじ

2008年、〈米国産牛肉BSE問題〉などの報道により国民の支持を失いかけた李明博政権は、メディ アへの露骨な政治介入を始める。狙われたのは公共放送局KBSと公営放送局MBC。政権に批判的な…

>>続きを読む

主戦場

上映日:

2019年04月20日

製作国:

上映時間:

122分
4.1

あらすじ

慰安婦たちは性奴隷だったのか?強制連行は本当にあったのか?慰安婦問題論争の日・米・韓の中心人物にインタビューを敢行し、激しく対立する互いの主張を丁寧に聞いていく。さらに、多くのニュース映像…

>>続きを読む

ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言

上映日:

2022年08月05日

製作国:

上映時間:

94分
3.6

あらすじ

イギリスのドキュメンタリー監督ルーク・ホランドは、アドルフ・ヒトラーの第三帝国に参加したドイツ人高齢者たちにインタビューを実施した。ホロコーストを直接目撃した、生存する最後の世代である彼ら…

>>続きを読む

乱世備忘 僕らの雨傘運動

上映日:

2018年07月14日

製作国:

上映時間:

128分
3.7

あらすじ

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した…

>>続きを読む

標的の島 風かたか

上映日:

2017年03月25日

製作国:

上映時間:

119分
3.9

あらすじ

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは…

>>続きを読む

「A」

上映日:

1998年09月09日

製作国:

上映時間:

135分
3.9

あらすじ

当時、フリーのテレビディレクターだった作家の森達也が、家庭用デジタルカメラを手にさまざまなオウムの施設に足を運ぶ。荒木浩広報副部長へのインタビューを中心に、起こる出来事を淡々と捉えていく。…

>>続きを読む

監督