【 テレビ岩手の渾身のドキュメンタリー 】
東日本大震災直後から報道し続けたテレビ岩手の1850時間に及ぶ映像から、被災地とそこに暮らす人々の10年の軌跡の記録。
地元のテレビ局だからこそ出来た細かな取材、撮影記録から、被災地の現実と人々の想いがじわじわと伝わってきた。
震災発生から5日後に再開した三陸鉄道、消息不明の夫に手紙を書き続けた妻、震災前日に妊娠が判明した双子の成長、津波、新しい街並み、様々な現実の記録が映し出されて全国報道番組では見れなかったものや、感じなかった想いがこの作品にはあった。
後世に伝えるべき記録。
テレビ岩手のシニア報道主幹・遠藤隆監督作品。