IRIS

対峙のIRISのネタバレレビュー・内容・結末

対峙(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

高校で起きた銃乱射事件で加害者の少年も自ら命を断った。6年後被害者と加害者の両親が対話する。

教会の個室で4人以外部屋には入って来ず息詰まる空気。
"これずっと観るの❓"
当事者同士でやるものを赤の他人が参加させられたように気まずい😨

確かに未成年の子供が犯した罪は親の責任でもあるんだけどお互い子供無くして親だけを責め続けることは違うとはわかってて、怒りの持って行き場がないのが辛い。

明らかに空気が変わったのはリンダがゲイルに"エヴァンのこと話して"と言って事件に関係ない息子の話をしてから。

事件を起こしたとはいえ加害者の両親は普通に常識人だった。それが被害者の両親に前を向くきっかけをつくったのかなと感じました。

事件の映像がなく"6年後"の話し合いからというのが意外で見てもいないのに事件のイメージが出来て感情移入がすんなり出来たのは俳優陣の演技が素晴らしかったからだと思います。
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