なかい

悪い奴ほどよく眠るのなかいのネタバレレビュー・内容・結末

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ただの復讐劇なのかなと思いきやそれだけじゃない。
西の心の変化もすごく印象的だった。
佳子を抱きしめたとき、この先の展開は読めなかったが、結末には思わず声が出てしまった。
そして最後の電話のシーンには鳥肌。
そう、本当に悪い奴は表に顔を出さない。
恐ろしさを感じる。
そして最後の締めかたは2、3度見返したぐらい好きなシーン。
アメリカンニューシネマのような雰囲気があった作品だった。
冒頭の結婚式でのシーンがゴッドファーザーにも影響を与えたと言われていて、改めて黒澤作品の偉大さを痛感した。
素晴らしい作品。
なかい

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