登場人物の所属している団体、会社や役職と名前、は多く、汚職の内容もなかなか複雑で入ってこず苦戦。
カロリーを使う映画だったが、見応えは抜群にあった。
よくある復讐物かと思っていたぶんラスト15分の…
戦後からこのような作品があることを考えると、日本という社会は何も学ばず、何も進歩していないのだと虚しくなってくる。ひとりの人間があがいたところで何も変わらないという現実が権力を突きあがらせ、更なる悪…
>>続きを読むラストシーン、「ではおやすみなさいまし」いったい何人の人間が殺され、その家族や友人のどれだけが悲しんだだろうか…
そして悪党共は何事も無かったかのように床につくだろう。
しかし強大な権力に抗おうとし…
★1989年に続き2回目の鑑賞★
父親の復讐を怒りをもって計画し、飄々と(口笛が効果的)実行していく西(三船)の静と動の対比、汚職という水面下の巨悪に対する個人的な毒をもっての正義の緊迫感ある対…
リベンジは成し遂げられず、悪しきは蔓延り続ける...。
巨悪に挑むのに、小さな勢力だけではやはり無理なのね、恐ろしい。
三船敏郎すばらしいのは勿論だけど、やるせない怒り爆発の加藤武のラストも良かっ…
壮大なる復讐劇と、その先の悲劇。
調べると原作は、『モンテ・クリスト伯』だの『ハムレット』だの書かれており、とにかく展開がやばい。
父親の復讐のため、仇の企業に入り込み、仇の娘と結婚する。
そ…
加藤武・藤原釜足・西村晃・志村喬・森雅之の名演技が素晴らしい(音楽の使い方が少しうるさく感じたところはある)
ウケやすい勧善懲悪のお話ではなくあまりお客が入らなかったのも少しわかるけど、面白い。
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