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ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語のtentyoのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大阪梅田で観ました。
同じ時間からスタートする『閃光のハサウェイ』は満員!
こっちは四、五人だ!(笑)
太古のアラビア半島を舞台にメッカ侵略を目指す異国の軍勢と信心深いアラブの民の闘いを描くお話。
アラブの人たちが『NARUTO』『北斗の拳』『ドラゴンボール』が好きなのはよーく分かったよ!

信仰心の有り無しは映画を観ることそのものとは何の関係も無いんだけど、どうしても「神を信じる→奇跡が起こる」と、こういう「アニメ」な映像では「それ、都合良すぎだよね…」とよぎってしまうんですよね。
なんかその、日本のアニメって、いつもいつもそこを都合良く描きすぎか、逆手に取って描くかが極端なので…
今回の映画では「そここそ!」が描きたいところ! なんだけどね…。
だからどうしても、クライマックスが奇跡な展開になると、日本だと「ああー全然宣伝してないのにそういう信者な人たちで満員になってるあのテのアニメと同じなのね」みたいな風にとらえられちゃうのかなと思うんだよね。
だって奇跡なんだもの、予兆なんかないよねぇ。そりゃそうなんだけどねぇ。
とはいえ、古参のアニメ教徒(笑)としては、
魔球もニュータイプ能力もサイオニクスパワーもサイボーグマグネットパワーも薔薇投げもセブンセンシズも使わず、ひたすら神に祈り、己の肉体を駆使して闘う、熱い古谷徹キャラは中々魅力的でありました。
あと「絶望したっ!」と決して言わない、リヴァイ兵長側で徹底した神谷浩史ボイスも!
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