新木

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎の新木のネタバレレビュー・内容・結末

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

意外と久しぶりに映画館で眠くなってしまいました。当初、本作が上映されることを知り、いまさら鬼太郎なんて観る人いるのかと思っていたらけっこうヒットしてるとのことで釣られて鑑賞。ところどころ睡魔に負けたこともありますが、あんまおもろなかったです。

龍賀一族が「M」という不老不死?の薬をつくり、その源が鬼太郎の父をはじめとする幽霊からつくられていてなんとかかんとか。一見、怖い妖怪たちより人間のほうが酷くえげつないことをやってるような構図にしたかったのだろうが、これはこすられすぎて既視感あるし(寝たから余計意図わかんないし)ストーリー的に響くところは皆無でした。銀行で龍賀製薬を担当する水木が、時麿に会社をいくつかやるからで断ったところあたりにみなさん感動するのでしょうか。アニメーション(作画?)のクオリティーが個人的にハマらなかったのか、クライマックスの木のシーンも盛り上がりにたいそう欠けました。

現在に戻り、都合よすぎて鼻白らんだけど、最後の怨霊が跡取りとして利用されそうだった時弥くんらしく。鬼太郎の父が怨霊を背負うことで生まれた虎柄?のチャンチャンコにくるまれて成仏。もうすぐ倒産する出版社の編集者がこれを記事にして後世に伝えるとかいうが、まったくどうでもいい。冒頭でその意義というよりはヒットを狙ってた感じだったので、時麿の亡霊感も感じました。

エンドロール流れて油断して流れてきた貸本の漫画?を半分横目にクレジット追っていたら、漫画のほうからポストクレジットのシーンにつながって最悪。タイトル出しもいまさら要らないし、鬼太郎誕生の話がメインじゃないだろと思い、総じて流行ってる理由がわからない古臭い作品でした(いいところぜんぶ寝てしまったんですかね(ゲゲゲてどういう意味ですか
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