いやぁ~これは最低な男の話。
恋人に対しても友達に対しても最低。
非難されたら反省もせずとにかく逃げる!!
で、スマホで次に転がり込むところ探す。
人としてどうなん?ってなる。
そして、サークルの先輩、後輩、姉、母、最後は自分たちを捨てた父へと渡り歩く。
何かもうよくわからなくなってちょっと腹立つのも慣れてきて面白くなってきてしまう。
とにかく藤ヶ谷太輔さんのクズ男ぶりがなかなか良い。
でも、こういう人って結講居てるかも…となる。私にも思いつく人、確かに1人いてる。
それにもまして父親の豊川悦司さん。
都合の良い人生訓。いやはや、映画になぞらえて、これはこれで面白いんですがねぇ…
一ヶ月間の逃亡やったのね。
な~んも変われない駄目な人間。
行き当たりばったりじゃあね。
ちゃんとやらかしたことに反省して自分の言動に責任持たないと、と苛つきながらも真っ当な感想しか出てこない。
でも、時折入る音楽の不穏な感じとか寂しげなカットとかで結講楽しめます。
そしてラスト間近の恋人の里美の告白!!
いやぁ~ある意味これは気持ち良かったですわ。
それにしてもラストの不遜な感じの笑み。
彼のこれからが無責任に気になった次第です。