ミセスコロンボさんの映画レビュー・感想・評価

ミセスコロンボ

ミセスコロンボ

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

ドラマ観てたなぁ、あ!NHKでやってるやん!!って軽いノリでサラッと鑑賞。
相変わらずプライド高い上から目線の露伴さん。
で、あの不可思議なファッションを難なく着こなしている一生さん!
やっぱ素敵。あ
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.0

題が秀逸!
ドキュメントとして、見応えありました。
「かぞくのくに」の監督ヤン・ヨンヒが済州島での4.3事件の事を話出した母に密着しカメラを回す。
この事件の事は何も知らなくて、「かぞくのくに」をずい
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.6

小学校の図書室で借りて読んだ「キュリー夫人」
奥さんでお母さんで、すごい発見をしてノーベル賞を取った努力家で真面目で優秀で偉い人!だとただ単純に尊敬していたなぁ…

本作ではソルボンヌ大学での女性差別
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

いやぁ~またしてもめっちゃ短時間のループ!
上田誠監督作品。
「ドロステのはてで僕ら」とは違い美しい景色。雰囲気のある旅館。
貴船にお泊まりしたくなります。

で、2分間のループ。
あたふたしていた人
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.9

ぬいぐるみと好きなようにお喋りする!?大学のサークル、ぬいサーの話。

傷つきやすく自分の思いを人に言えない人がそれぞれの思いをぬいぐるみ🧸に話して聞いてもらっている!!
それも複数の若者が一つの部屋
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恋は五・七・五!(2004年製作の映画)

3.7

ずいぶん前に観たなぁと思い出しながら二度目の鑑賞。
荻上直子監督作品だったんですねえ。
ところどころに力のぬけた感、納得。

ストーリーは帰国子女の高校生の主人公がひらがなしか書けなくて小学生の漢字ド
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.8

「めぐりあう時間たち」どのようにめぐりあうのか?めっちゃしっかり観ないと難解。 

ヴァージニア・ウルフ作「ダロウェイ夫人」
も全く知らなくて…で、特殊メイクしているとはいえニコール・キッドマンが彼女
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.4

伊藤沙莉さん、探偵のマリコ。ベレー帽似合う。
竹内豊さん、ださいファッションやし、マサヤって言う名の忍者やし…ウ~ン、でも不思議と似合ってたかな。
「大丈夫、なんとかなる。」が彼の口癖。
「これからの
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

地方の高校の4人の女子高生の卒業式とその前日のそれぞれの濃厚な2日間の話。
朝井リョウさん原作。
図書室、調理実習室、音楽室、屋上。
アトランダムに4人の事を描いていて各自の背景がわかるまで少し戸惑う
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

「ベイビー・ブローカー」怖い言葉。
赤ちゃんを売りさばいてお金儲けする血も涙もない悪人たちの話!っと勝手に覚悟して観始めたのですが…いやぁ~いい意味ですっかり裏切られました。

赤ちゃんポスト、人身売
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

海辺のお弁当家さんのバイト、ちひろさんの日常と彼女の住む街の生きづらさを抱えている人々との交流が描かれている。
漫画が原作、未読。

ちひろさんは元風俗嬢。
で、自由にあっけらかんとマイペースに暮らし
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夫婦フーフー日記(2015年製作の映画)

3.7

永作博美さん、ユウコと佐々木蔵之助さん、コウタがなが~い友情からやっと結婚して子どもを授かって喜んだのに、ユウコが癌で👶ぺー(男の子です。名前です)を遺して亡くなってしまい…

ウ~ン、軽妙に始まり気
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新年早々の能登の震災の後。本当に心配で落ち着かない時期に観てしまい、どうしよう…ってなってしまいました。

レビューもしばしペンディング。
[地震、雷、火事、親父]
日本人にとっての怖いものの筆頭の地
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.1

家族にも蔑ろにされてきたふたりがそれぞれの家族の勝手な都合で結婚させられ小さな農村で暮らすお話。
中国のお話。
風貌もうん!?ってなるし寡黙なヨウティエと持病があり身体も少し不自由でしょっちゅうお漏ら
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.7

反省会しよ!
間宮兄弟の定番。
これ、ハマりました。
佐々木蔵之助さんと塚地武夫さんのおふたり。

ふたりの母に何と中島みゆきさんやん!
まったりと不思議ちゃんのお母さんを演じてられました。
で、常盤
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

死者を見送る話。
阿部サダヲさん演ずる牧本はアスペルガー症候群。拘りがきつくて融通もきかない市役所職員。
日々、孤独に死を迎えた人をひとりで自腹をきりながらもきちんとお見送りしてあげている。

人はい
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とべない風船(2022年製作の映画)

3.6

心の再生のお話。三浦透子さんが出てるので迷わず鑑賞。

「生きてる人間を大切にしろ。」
凄く真っ当な言葉。
妻と息子を災害で亡くした漁師、東出昌大さんに向けての言葉。
でもそれを受け入れるまでには時が
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.9

台湾版は一秒先なのは彼女だったよね。
上手にリメイク。クドカンさんのおふざけはやはり私の好み!!です。

岡田将生さんの目線の前半は正直、京都弁にもウン?!ってなりつつ、ま~~男前やからなぁ…許せるか
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湯道(2023年製作の映画)

3.6

ほっこりしたくて鑑賞。
狙い通りめっちゃほっこり。あったかい気持ちになりました。

それにしても豪華な顔ぶれ。
で、みんなで笑顔になれて何より何より。

スーパー銭湯とか温泉宿とかのお風呂はたまに入る
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.9

イタリアの丘の上の古本屋の老人リベロのお話。
お陽さまの入る明るい古本屋さん。
リベロが淡々と誠実に本を買ったり売ったりしている。

そこへ1人の少年が店先に立っている。
本を買うお金を持っていない西
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.8

祖父の死を伝える一本の電話から始まる家族の話。
認知の祖母を遺して死んでしまったおじいちゃん。
「長い間お疲れ様でした。」と娘の薫、水野真紀さんは手を合わせ涙ぐむ。彼女はカッコ良い!
そしてふたりの息
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.0

映写機の光に魅せられた少年の話。
映し出されるインド映画の色彩の豊かさと不思議な感覚楽しめる。
また、母親の料理のシーンがとても素敵。
主人公の少年サマイに持たせるお弁当、このお弁当が映写室へ入るチケ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

ドラマでハマってシリーズ2も今回は並行して観てます。
何と昨夜が最終回でした。

いや、幸せになれるストーリーです。
お互いを尊重し相手の幸せをまず最初に考える。カップルとして、最高!!です。

そし
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.3

題名そのままのストーリー。
で、どのように殺されるように仕向けるのか?とか
出演の女子高生の誰の手によって殺されるのか?とか、そこんところは結構気になりながらソワソワしながら観てました。

しかし、田
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.8

「愛なのに」に引き続き今泉監督と城定秀夫さん。
猫ちゃん、一緒!?
前半のダブル不倫の薄っぺらなストーリーにこれはなぁ…って流し見してたんだけど、
猫を盗んじゃってからの展開。
グイグイきます。

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愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

河合優実さん、今、注目の俳優さん!!
瀬戸康史さん、目が離せない俳優さん!!

いやぁ~これは観るでしょう。
ってことで鑑賞。

そして、最近、観て良かったなぁとなった「窓辺にて」の今泉監督。
城定秀
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

思ってたほど踊ったり歌ったりしないインド映画。
けど、やっぱりほのぼのほっこり笑顔になれました。

料理上手なでも英語が苦手なインドに住む主婦シャシが姪の結婚式の準備で単独飛行機✈でニューヨークへ。そ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.8

香取慎吾さんと岸井ゆきのさんが夫婦。
いやはやこれはなかなかブラックなお話。
主婦の愚痴、不満、悪意、丸出しのサイト「旦那デスノート」が真ん中にあるとはいえ、少なくとも普通の夫婦にとってはなんだろう?
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.8

いやぁ~これは最低な男の話。

恋人に対しても友達に対しても最低。
非難されたら反省もせずとにかく逃げる!!
で、スマホで次に転がり込むところ探す。
人としてどうなん?ってなる。
そして、サークルの先
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.8

ドラマで楽しくふたりのやり取りを観てたの思い出し、鑑賞。

黒木華さん竹内豊さん。流石に楽しいおふたり。
それに加え今回は斎藤工さん向井理さん。それと幼馴染として吉田羊さん宮藤官九郎さん津田健次郎さん
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

独り暮らしでへんこな老人オットーにトム・ハンクス。へんこ、は大阪弁。偏屈で頑固者のことでホントにまぎれもなくへんこな老人。

近所に引っ越してきた賑やかなファミリーに巻き込まれていき、彼の最期が満ち足
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.3

生まれ変わりのお話。あと、もう一度逢いたいという純愛物語。プラスちょこっとミステリー。

瑠璃も玻璃も照らせば光る。
なんども出てくる諺。
選ばれた少女だったってことなのかなぁ。 
それと月の満ち欠け
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ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.2

ドラッグクイーンは春馬くんの舞台キンキーブーツ、で知って、その華やかさと葛藤と何より彼の舞台にかける思いに胸を熱くしたこと思い出してしまい…

その部分はここでは描ききれてないなぁ、と
あとコメディー
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

浮気されたのに怒りのわかないことがショックな男に稲垣吾郎さん。
冷血でもない、内面を深く考えている良識ある男。
一作だけ出した小説。でもその後一切書いていない、書けない男。今はフリーライター。
で、妻
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(2022年製作の映画)

3.7

金子大地くん、横顔が私の好み!!
注目してた一本。

いやぁ~これは独りで観ないとダメなやつです。
原作はあの「人のセックスを笑うな」の山崎ナオコーラさん。
なかなか際どいシーンもありながら、おじさん
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

過去に観てたなぁ、二度目。
ちゃんと覚えてなくて、久しぶりの国際線飛行機✈内でみつけて喜びいさんでの鑑賞。

いや、良かったです。
男性はタイムトラベルできる家系!!
タンスの中で念じれば自由自在!
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