中国の私設傭兵部隊が巨大麻薬組織の通称"14D"と死闘を繰り広げる。中国製のコンバットアクション。
ワイヤーアクションを使用したあり得ない超人的な動きに強引でド派手な演出とお決まりの中国アクション作といった映画。
冒頭はシリアスな出足ですがその後はコメディ調になり、更には急にラブロマンスになったりと盛り沢山ではあるが物語に一貫性がなくチグハグな感じはありますね。
一部では火薬を使用本物の爆発シーンがあるが、大半はVFXを使用したちょっとチープなアクション演出でこれもお決まりではあるので許容範囲です。他の方も指摘していますが、被弾時の出血演出が赤い粉なのでチープではあります。
整った美人ではあるけど地味というか個性に欠けるというか…ヒロインにちょっと華が足りないですかね…。
どうしてもアクションと物語の繋がりがイマイチでイマイチノレずな作品ですが終盤の展開は悪くはなかったです。
格闘アクションはやはり中国映画で安定感があるなという印象。
色々と雑で足りない部分はありますが、アクションシーンはそれなり迫力があり楽しめたのでアクション映画としてはまずまず観れた作品でした。
まとめの一言
「あり得ない展開を楽しめるかどうか」