まんなミ

コーダ あいのうたのまんなミのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

食わず嫌いしてた作品。
泣ける映画の気分だったので見てみた。

ビックリするくらい合わなかった
脚本詰め込みすぎてそれぞれのキャラ設定ケアしきれてないよ
ガバガバ脚本のせいで父親と母親が「健常者に頼らないと生きていけない障がい者」という偏見の塊で描かれたキャラクターにしか見えなかった。しかも最初から最後まで。見終わった後もそう。
ラストのワンカットで娘がいなくても生きていけるようになった感を詰め込んでたけど、
プロセスが全く描かれていないし、そこだけじゃその前の2時間で描かれてた「娘が生まれてからずっと頼りっぱなし」っていう印象はひっくり返せないよ
泣けるって聞いたから見てみたけど家族愛とか成長で泣けるんじゃ無くてこれは可哀想な聾者の人に対する健常者側の哀れみの涙じゃないか。
申し訳程度に挟まれてる聾者視点の演出も中途半端で何が伝えたいのかわからん。
娘のコンサート中に、両親が集中切らして今晩の夕食の相談を始めてしまうカットがあったけど特にそこから娘と揉めるわけでも無く、アレには何の意味があったんでしょう。
他にも中途半端でよく分からないシーンが多々あった。
これが作品賞か〜
びっくり
まんなミ

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